2018.07.04(水)

社会を知ろう② 滅私奉公

今日は社会を知ろう「私の戦争体験」の第二回でした。
講師の戦争体験者の佐渡さんは小学校の時に校長先生から「滅私奉公」と言われたそうです。お国のために自分を一切殺して、奉仕をしないといけなかったそうです。いうことを聞かなかったら「兵隊さんのことを思え!」と怒鳴られるそうです。
男は20歳を越えると、健康状態などに問題がなければ兵隊として戦争に参加しなければいけなかったそうです。
今の時代では考えられないくらい、不自由な生活にびっくりしました。
佐渡さんも小学生の時から水も与えられず農作業を一日中手伝ったり、16kgもある炭俵を背負って危険な山道を歩いたりしていたのですが、佐渡さんがいうには「これでも私はまだ全然マシだったの。戦地で死んだ人たちのことを思えば」と言っていたのがとても印象的でした。