2022.08.16(火)
体験すると気づきがいっぱい
まさるです。今日は社会を知ろうでした。車いす体験を通して、「環境のバリア(物の障害物)」について考えようをしました。
ただ車いすに乗って終わりではありません。環境のバリアは物の障害物、みんな車いすを使う人の気持ちを想像して、どんなところに「行きやすさ・行きにくさ」があるかを考えました。集会所の外に、障害物コースを用意して、自分で車いすを使ったり、押してもらったりしました。坂の上り下り、Uターン、細い道、自転車や人をよけるなどなど、自分たちの身の回りにある状況を用意しました。普段の生活でそれらは、こどもたちにとって、バリア(障がい)にはなりません。しかし、車いすユーザーの立場になってみれば、全部障がいです。
体験が終わってから、こどもたちは、坂や細い道、障害物に対して、これがバリアだったと発表してくれました。さらに、おとね(小3)が「乗っている人はスピードが出てすこし怖かったけど、押してくれる人に悪いから、もっと遅くしてって言えなかった。」と「こころのバリア」にまで気づくことができました。
みんなはこれから、今回の環境のバリアを町に出て探す予定です。そして、「山王バリアフリーマップ」を作ろうと計画中です。